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                                               J・Hair News Vol.13 / 会員紹介

 会社紹介


●沿革を教えて下さい。

 弊社は昭和4年に日本で初の、製造・販売を業とする男性かつら専門店「中山かつら店」として誕生致しました。
その後女性用製品の製造販売の始め、昭和35年に法人組織に改組改称して、「株式会社東京義髪整形」となりました。昭和40年代には日本各地に営業所を開設して全国展開を致しました。
 

 開発・製造・販売の一環した体制により、お客様の声を製造に活かし、製造のアイデアを製品に活かす事で開発された医療用義髪の、製品の確かさと社会的意義が認められ、昭和30年代から、全国の大学病院の皮膚科、形成外科、脳神経外科より賛同を得て、各学会に参加しております。

 平成7年には新しいブランド「アプラン」をスタートし、医療関係だけでなく広くお客様に訴求する体制を整えました。そして平成18年就任致しました新社長中山雅史のもと、未来の東京義髪整形をより一層発展させて行くべく、社員一丸となっております。


 店舗・工場も併設の本社屋 :東京の真ん中
 ですが 繊細に遭わなかったため懐かしさを
 残す町並み、上野に程近い根岸が創業の地。
 ご近所にはお寺が 沢山ありお香がそこはかと
 なく 漂っています。
 
  昭和50年に「円形脱毛症の子供を持つ母親の会」として発足し、平成8年に改称した「円形脱毛症を考える会」は患者様やご家族が情報交換の場として活用し、仲間や友人を集う機会として年に二回のセミナーや会報の発行を実施しており、東京義髪整形はその活動を側面から支援しております。
 
  お陰様で(株)東京義髪整形は、来年平成20年には80周年を迎えます。
 

●社名の由来を教えて下さい。
 カタカナの社名の多い毛髪業の中で独特の雰囲気を持つ「東京義髪整形」という社名。「義髪」とは、義肢や義眼などと同様に、かつらを医学的な対外補填物と捉えて表現した言葉です。「義髪」も義肢や義眼と同じく保険適用となる様目指す志の現われです。医療機関との厚い信頼関係があるからこそこの社名といえます。
又、ブランド名「アプラン」は一人ひとりのお客様に最良の「プラン(a plan)」をご提案するという意から名付けられました。
 

●社章はどの様なマークですか?
 そのものズバリ「東京義髪整形(Tokyo Gihatsu Seikei)」の略です。
  分かり易く見易い、
簡潔なマークです。
      
●社訓(社是)は何でしょう。どんな風に活かされていますか?
毎週始めの朝礼時に唱和する「東義精神」。本社・各営業所に初代社長の直筆の書を掲げています。社内外での東京義髪整形社員としての心掛け、立ち振る舞いの指針としております。正にこの「東義精神」こそが東京義髪整形を現していると思います。

 
東義精神
一、 今日も多くの人のお役に立ちますようにお
    得意様によろこんで愛されるよい仕事を提
    供する会社となること
二、 何時もお世話になっている仕入関係のみな
    さんに心から愛と感謝を捧げ誠実ひとすじ
    に結ばれること
三、 従業員皆さんこそは我が社の誇りであると
    いう自覚をもち明るく努力すること

      
               4階の応接室に掲げられた初代社長直筆の社訓。
                      毎日の朝会で唱和しています。
                          (達筆ですね。)


 
 商品紹介
●今会社として一番力を入れている商品(またはサービス)はどれですか?
 東京義髪整形は、開発・製造・販売を一貫して行っておりますので、お客様・製造部門・販売部門が密接に関わりあう事で、日々より良い製品をご提供出来る様、研究開発を続けております。ご来店頂くお客様一人ひとりに合った製品、ご希望に沿った製品を、その場その時に、最新の技術を以って、お客様にとって最高のものをご提供できる様に努めております。ですから、お客様に製品をお渡しするそれぞれの瞬間こそが新製品の誕生の瞬間であり、その時お客様が手にする製品こそが新製品であると捉えております。

 頭部の全頭かつら、ツーペ、部分義髪の他に、眉毛、睫毛、ひげ、アンダーヘアなど多種多様の製品があり、又更に長年の技術開発から生まれた人工皮膚からネット、人毛や人工毛等、様々な素材を組み合わせる事が出来、おしゃれ用でご来店されるお客様にも、脱毛症やその他の疾患によりご来店されるお客様にも、要望を出来る限り忠実に再現する事に力を入れています。

サロンは2階にあります。
1階と3階には制作部門があり、細かい要望も直に伝えられます。
企業秘密満載のため写真撮影は出来ませんでした。

受付脇の待合スペースです。
お邪魔します!   美容師の竹内恵子さん・草野政彦さんにお話をうかがいました。
 
●営業時間は?

 平日9時〜19時/日・祝日は9時〜18時。東京店の定休日は月曜日です。
 お陰様で全国からたくさんのお客様にお出でいただいております。全かつら誤使用の方でも女性は上手にご自分で手入れなさっている方が多いのですが、男性はご来店時に次回の予約を入れ、毎月ご来店のパターンが多いですね。

●どんなお仕事ですか?
 当社は社名にも義髪とあるように、全国の医療機関とのお付き合いも深く、病気のため髪が無くかつらを必要とする方、手術後や火傷跡をカバーする為にかつらが必要な方のためのかつらから出発した会社です。新規でサロンにお出でになるお客様の中には保護者同行の小中学生さんもおられますし、ずーっと髪の無い状態で生活しておられた為に髪のあるご自分のイメージが湧かないという方もおられます。

 一般の美容室と違い、はっきりと「こんなスタイルにしたい。」という主張がない、むしろ出来ないお客様から、ご要望を聴き出し自然なヘアスタイルを作り上げていくという仕事です。

受付カウンターを通り整髪ブースが5室・相談用個室が1室あります。 朝一番の9時からをご希望の方も多いそうで、訪問時の10時頃も3室が使用中。ご希望の多い週末は予約でびっしり。
 

技術者の制服。男女一緒です。

相談室には女性用・男性用のサンプルが展示されています。様々な商品がありお客様に相応しいプランを実際に確認しながら設計することができます。
   

●かつら制作はお客様の人生に寄り添うこと
  ご自分から主張がないお客様に似合うかつらとは、その方の生活にふさわしいヘアスタイルでなくてはなりません。どのような生活をしておられるのかを伺いスタイルを提案しますがここで価格の問題があります。スタイルと価格を考慮し優先順位をつけて検討しながらプランを固めて行きます。予算によっては材質変更で対応することもあります。注文書を作成し、かつら制作を指示。当初のイメージどおりになるようカットして装着していただく訳ですが、製造部門との打ち合わせを密にして思い通りの製品が出来上がってきた時は、嬉しい瞬間ですね。
 

店舗と同じ階にあるバックルームでは
仕上げ・調整の作業中。
 初めてかつらを装着なさる方の中には出来上がったかつらを前に、「これからずっとかつらと付き合うのか。」と覚悟を決めかねる方もおられます。そんな時にはお客様の人生に立ち会う厳しさを痛感しますね。
 
 長いお付き合いになることが多く、自然とその方の暮らし向きを知ることになります。
 新しいかつらをお奨めしたほうが良い状態でも、「支払いが大変なんです。」とおっしゃられると、何とかもう少し使えるように修理できないものかと工房に掛け合うことも多いです。会社の経営的には褒められる事では無いのですが、サロンの技術者はお客様に優しい人が多いですよ。

●やりがいを感じるのはどんな時ですか?

 たとえば卒業式を控えて急に円形脱毛症になってしまったお子さんがお母さんとご一緒にサロンにお出でになったことがありました。最近のお子さんは頭が小さい傾向があるので、既製品で間に合わない方もおられます。このお子さんはオーダーかつらで対応することになりました。制作日程もぎりぎりでしたが、何とか前日に出来上がり、納品調整の運びに。後が無い状態でしたが、かつらを着けるとこんなに可愛い子だったのか!と思うほどの出来上がり。ご本人もさることながらお母さんも泣いて喜んでいただいたことがありました。
 
 何と言っても、かつらの調整は伸びてこない毛が相手だけに失敗が許されない真剣勝負です。非常に神経を使いますがまた技術の見せ所でもあります。日々研鑽した美容の技術とセンスがあって初めて何気ない自然なヘアスタイルを作る事が出来るのです。尻込みしていたお客様に流行を取り入れたスタイルをお奨めした時などで、型取りの時にイメージしていた通りにスタイルが決まり、お客様にご満足していただいた時は最高の気分です。

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  型取り・制作から納品まで、同じ社屋の中で技術者どうし直接意見交換しながら創り上げることのできる(株)東京義髪整形本店。作り手・使い手双方の顔が見える関係の中で、医療的な用途のお客様にも、おしゃれ用のお客様にも、多様な要素をミックスしてぴったりの製品が生み出されているのですね。

 竹内さん・草野さん、制作スタッフの皆様、ありがとうございました。

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