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    J・Hair News Vol.44 / J・Hair’s EYE
視覚障害者のルックスケアについての現在と未来

あけまして おめでとうございます。

日本毛髪工業協同組合  理事長 根本 信男

 2020年また、令和となり初めての新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 日頃より当組合の事業運営に関しまして、ご理解とご協力を賜り心から厚く御礼申し上げます。
 さて、昨年は平成の時代から令和へ天皇陛下の譲位も滞りなくなされ、新しい時代となった記念すべき年でした。また、国内経済は、長期にわたる緩やかな経済成長の中で、有効求人倍率も過去最高を更新するなど好調であったものの、10月に行われた消費税10%へのアップに伴う、駆け込み需要やその反動減の影響や、アメリカと中国の貿易問題やイラクをはじめとする中東問題や日韓問題など懸念される事象もあり、予断を許さない状況が続いております。その中で、昨年日本で初めて開催されたラグビーワールドカップでの日本代表チームの活躍など日本中に活力を与え、感動し、大いに盛り上がった年でもありました。
 このような中、消費者の安心・安全を満たす商品・サービスを提供することが毛髪業界の健全な発展、成長につながると考え、改めて邁進していく所存です。
 その為には毛髪に関する役務、商品提供の基準を定めた「取引に関するガイドライン」について、消費者との契約適正化による透明性を確保するため、引き続きガイドラインの遵守調査を徹底し、組合内の健全化を図ると共に、組合外のアウトサイダーへの適正な販売に向けて改善を求めていくなどの活動を実施してまいります。
 また、業界初めてのJIS(日本産業規格)規格であるM. Wigは、医療用ウイッグの安心・安全につながることが世の中に浸透しつつあり、全国の自治体において医療用ウイッグの補助金交付を実施するところがさらに広がってきております。今後さらに患者様の経済的負担を軽減する健康保険適応、医療控除の対象になるための働きかけを関係各所と連携して実現できるよう、引き続き取り組んでまいります。当組合の活動意義を広くご理解いただくため、組合員、特別会員、そして管轄省庁の皆様のご支援お引き立てを賜りますとともに、是非多様なご意見をお寄せいただき、業界発展を活発化させてまいりたいと思います。

本年も皆様のご健勝ならびにご多幸を心よりお祈り申し上げます。

視覚障害者のルックスケアについての現在と未来

1968年の創業以来、トータルヘアソリューション(総合毛髪関連)事業として業界を牽引してきた株式会社アデランス。
2018年の創業50周年を機に、毛髪・美容・健康のウェルネス産業として新たなステージへと踏み出しました。

同社では、社員のがんの治療と仕事の両立に積極的に取り組み、2019年10月29日には、がんと共生できる社会の実現を目指して、さまざまな活動を行っている団体「かんアライ部」開催の第2回目となる「がんアライアワード2019」でゴールド企業に輝き、社外から高い評価も受けています。
アデランスとがんをキーワードするとさまざまなトピックスが思い起こされます。全国32の病院に開設している病院内ヘアサロンの運営や医療用ウィッグの開発から提供。放射線・投薬治療による脱毛や円形脱毛症などをはじめとする様々な原因で脱毛したお子さまたちにウィッグをプレゼントするCSR活動「愛のチャリティ」。クリスマスに社員がサンタやトナカイに扮して病院を回り入院中のお子さまにプレゼントを手渡す「サンタスマイル活動」、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるピンクリボン運動のサポートなど、事業や社会貢献活動で長年がんに対する積極的なサポートを行ってきました。
その枠組みを社員へと広げ、がんになっても働ける会社となっていくために、どんな改革を行ってきたのか、その経緯と具体的な取り組みを紹介します。

最前線企業に学ぶ 人事部インタビュー
がんが退職理由にならない職場づくり 3つのポイントとは

ポイント1
各社員のがんへの深い理解が 罹患者へのサポートを生む

2018年に創立50周年を迎えたことをきっかけに、これまでの総合毛髪企業としての領域に美容と健康を加え、美と健康をも司るウェルネスカンパニーとして新たな歩みを開始しました。こうした考えに紐づく健康経営、働き方改革のテーマの1つとして見えてきたのが、病気になっても安心して働きやすい企業への転換です。貴重な人財が定年を超えても活躍できるように、長く安心して勤められる職場づくりをしたいと考えてきました。社内では、がん罹患者への心理状況を理解するために、医療接遇講習を実施し、多くの社員が受講しています。
そもそも弊社には、病気や治療による脱毛をウィッグでケアする医療事業推進部や、病気やケガなどの理由でウィッグを必要とするお子さまに笑顔を取り戻していただけるよう、ウィッグをプレゼントする「愛のチャリティ」というCSR活動を1978年から実施してきていることから、がんという病気への理解や関心がありました。だからこそ、がんの罹患者への働き方をサポートしていくことは改革しやすい環境だったかもしれません。

ポイント2
復帰の形を模索する 社内規定・就業規則へ変更

具体的なアクションを加速させるきっかけは、2019年3月17日にがんと共生できる職場・社会を目指す「がんアライ部」に参加して、がんアライ宣言をしたことです。がんになっても治療をしながら安心して働ける職場づくりを目指すことを宣言し、利用しやすい制度やサポート体制等を拡充させてきました。そして社内規定・就業規則を変更し、会社は何を支援するか具体的に明文化しました。治療前、治療中、復職までを支援し、復職の際には、どういった環境なら復帰が可能なのか、主治医と産業医、本人の意見を尊重し、相談して復帰の形を模索していきます。

ポイント3
さらなる啓蒙活動で予防の動き 罹患する前に、健康であれ

具体的なアクションを加速させるきっかけは、2019年3月17日にがんと共生できる職場・社会を目指す「がんアライ部」に参加して、がんアライ宣言をしたことです。がんになっても治療をしながら安心して働ける職場づくりを目指すことを宣言し、利用しやすい制度やサポート体制等を拡充させてきました。そして社内規定・就業規則を変更し、会社は何を支援するか具体的に明文化しました。治療前、治療中、復職までを支援し、復職の際には、どういった環境なら復帰が可能なのか、主治医と産業医、本人の意見を尊重し、相談して復帰の形を模索していきます。

こうした数々の取り組みによって醸成された、病気にな っても働きやすい職場環境、相談できる雰囲気づくり、制 度などが評価され、第2回「がんアライ宣言・アワード」で はゴールド企業として表彰いただきました。今後も、がん 以外の病にも目を向けながら、美と健康を司る企業とし てふさわしい企業風土改革を行っていきたいと思います。 そして社員が安心して働ける、環境や仕組みを広げてま いりたいと思います。

人事部 部長 八木 専吉

2019年度取引ガイドライン 遵守調査を実施しました

ガイドライン遵守調査は 11回目となります。 本年度は 10月21日 〜 11月11日までの 22日間に実施致しました。

2019年度回答数
店舗責任者=2019年度518名、昨年比64名減となります。販売担当者=2019年度288名、昨年比57名減となります。回答率は、ともに、各年度平均の約80%超推移となりました。2020年度遵守調査は、多くのみなさまから、回答をお願い致します。

平常業務でお忙しい中、
ご協力ありがとうございました!

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